ロイヤルズのサルバドール・ペレス捕手(31)は28日(日本時間29日)に本拠地カンザスシティーでのインディアンス戦に「2番・捕手」で出場し、6回に本塁打王争いで単独トップに立つ47号を放った。

 3―3の6回一死無走者で相手先発の右腕シベルがカウント1―1からの3球目、落ちずにど真ん中に入ってきたスプリットをフルスイング。角度31度で打ち上げた108・1マイル(約174キロ)の弾丸ライナーは左翼上段に消えた。429フィート(約131メートル)の特大弾だ。

 20日(同21日)のインディアンスとのダブルヘッダー第1試合以来、7試合ぶりの一発。この日の本拠地ヤンキース戦で不発に終わったブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)を1本リード。敵地レンジャーズ戦で3打数無安打で、6試合連続ノーアーチのエンゼルス・大谷翔平投手(27)とは2本差とした。

 ペレスは打点も118と伸ばして2冠王も視野に入ってきた。