昨秋のリベンジ達成で4強に食い込んだ。第94回選抜高校野球大会(甲子園)は28日に9日目を迎え、近江(滋賀)が金光大阪を6―1で下して連続の準決勝進出。滋賀県勢として初、また代替出場校としても初めてセンバツでベスト4入りした。
接戦モードの中、終盤で一気に突き放した。1点リードで迎えた7回に中瀬樹(3年)がスクイズを決めるなど2点を追加。続く8回には清谷大輔(2年)、津田基(3年)の連続適時打が飛び出してリードを広げた。
投げてはエースの山田陽翔(3年)が9回1失点、10奪三振で127球完投。昨秋近畿大会の準々決勝で6点差をつけながらも逆転負けを喫した〝因縁の相手〟金光大阪に甲子園の舞台でリベンジを果たした。
試合後の山田は「今日勝てば春の試合で滋賀県勢初めてのベスト4であることは知っていた。でも自分はそのことよりも秋のリベンジという気持ちで燃えていた。それができてうれしい」と目を輝かせた。昨秋の近畿大会は右ヒジを痛め、準決勝のマウンドにも立てていなかっただけに聖地では満を持す形でチームの面々とともに見事雪辱した。
多賀章仁監督(62)も「昨年秋の近畿大会で悔しい負け方でしたから選手たちのリベンジの思いが、ああいう点差になったのかなと思う」とコメント。続けて「私は非常に金光大阪さんの野球が好きで『ザ・高校野球』だと思っている。山田に対しても正面からぶつかっていこうという気持ちのこもったスイングをされていた。(相手監督の)横井先生とも長いお付き合いをしていただいて練習試合もよくやらせてもらっている。そんなチームと甲子園のベスト8で戦えたのがうれしい」と相手をたたえていた。












