メッセ 夏バテ対策へラーメン倍増計画

2014年06月17日 09時00分

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(32)が15日の西武戦(西武ドーム)で8回1失点と好投し、今季5勝目を挙げた。実に5月17日以来、1か月ぶりの勝利だ。先発陣の柱として“勝負の夏”に白星を量産してもらわなければならないが、5年目右腕はしっかりと対策を練っている。その目玉となるのが「ラーメン倍増計画」だ。

 

 来日最多となる13三振を奪う力投で今季0勝5敗と苦手にしていたビジター球場も克服。打っても5回に追加点につながる左翼フェンス直撃安打を放つなど投打で大暴れしたメッセンジャーは「ヒットも打ったし、最高だよ。今日はしっかり低めに集められたし、自分の投球ができたのが何よりもうれしい」と満面の笑みで振り返った。

 

 調子を上げてきた首位・巨人を追走するためには助っ人右腕の力は欠かせない。チームが失速している5月以降は好投しながらも勝ち星に恵まれない登板が続いていたが、この1勝をきっかけに連勝モードに突入したいところだ。

 

 すでに準備は万全だ。今季で来日5年目となり日本の文化や気候も熟知しているメッセンジャーは「暑いし、蒸す。厳しい季節だ」と日本の猛暑を警戒。そこで今年の夏に向けてこんなプランを立てている。

 

「ラーメン、ランニング、ウエートトレーニング。この3つのバランスが重要だ。ランニングは春先は多めにして夏に入ったら減らしていく。ウエートは夏に向けて増やしていく。そしてラーメンは徐々に増やして真夏はガンガン食べる。冷やし中華ではだめだ。ホットで脂がなければ…。これでパワーも出るし、体重をキープできるはずさ」。

 

 昨年の7、8月を5勝3敗、防御率2・80で乗り切ったように決して夏を苦手にしているわけではない。ただ、ペナントレースの流れを大きく左右する夏場にしっかりと力を出すためには体調管理が必要なことも分かっている。このため“5年間”の経験を踏まえてメッセンジャー流の夏バテ対策を編み出したのだ。

 

 まだ阪神でリーグVを経験していないメッセンジャーの優勝への思いはハンパではない。白星を量産してチームの優勝に貢献するため“暑い夏”に“熱いラーメン”を食べまくる。