広島のドラフト1位ルーキー・大瀬良大地投手(22)が、8日のヤクルト戦でバリントンに並ぶチームトップの4勝目。ルーキー投手としては立派な成績だ。そんな右腕に広告業界が熱視線。理由は「顔」だ。
“大瀬良株”はグラウンド外でも急上昇している。「実は複数の企業が大瀬良投手の名前を自社CMのキャラクター候補として挙げているんです。この中には、大手の菓子メーカーや清涼飲料水メーカー、地方でテーマパークを運営する有名企業も含まれています。もちろん、実際にCM起用するとなれば、今オフという形になりますが、複数の企業が大瀬良投手に今から“ツバつけ”をして徹底マークしているのは確か」(大手広告代理店関係者)
ここまで注目される理由はいきなりの活躍だけではない。同関係者は「地元・広島だけでなく、全国的にカープ人気が高まっていることはもちろんですが」と前置きしながら「あの愛くるしい“カピバラ顔”が大きな評価を得ているんですよ」と説明した。大瀬良の顔は、同僚の今村や一岡とともに動物のカピバラに似ているとネット上などでひそかに話題。各社はそこに目を付け、CMを通じて“カピバラスマイル”を振りまけば、イメージアップにつながるはず、とみているというのだ。
「広島がリーグ優勝し、大瀬良投手も新人王に輝けば『ぜひ、ウチのCMに』と複数の企業の間で争奪戦になるだろう」(大手広告代理店関係者)。魅力いっぱい。今オフは“大瀬良フィーバー”があるかもしれない。