2月の主なイベントといえば「節分」と「バレンタイン」だろう。本稿ではバレンタインではなく、節分に関する未確認生物の紹介をする。そのものズバリ、「鬼」である。節分に欠かせないものを2つ挙げるとしたら、ほとんど誰もが「豆」と「鬼」になるのではないだろうか。

 鬼といえば未確認生物というよりも伝承上の存在で、妖怪として定義されている場合が多い。「恐ろしい」「悪い」「強い」のようなイメージとともに「浅ましい」のようなイメージを伴うこともある。とにかく〝悪いもの〟を具象化して、物語や教訓のために利用されることが多い。それ故、逆に「泣いた赤鬼」のような感動話の題材になる場合もある。

 容姿については現在、ほとんどの人が想像するように、立派な体格は赤・青・黒などの肌で包まれ、縮れた頭髪からは2本のツノが生え、腰布を巻いた半裸状態で金棒を持ち、悪そうな顔には牙が生えている。こんなところだろう。

 元来、鬼の語源は「隠(おぬ)」だったという説もあり、そもそも姿が見えない「悪」の何かを表していたとも言われているが、悪さをする何か、地獄の住人、死霊、民間伝承の妖怪など、様々なものがいいあんばいで鬼と呼ばれるようになったのだろう。

 その鬼の正体だが、「外国人を指していたのではないか」という説も根強い人気がある。屈強な体格と肌の色、言語は通じず、不慣れな土地で生きるために悪さをした人たち。そう考えると多岐にわたる鬼の定義のひとつとして不自然ではない。特に、親しみのないヨーロッパ圏の人間が偶然、日本にたどり着いたとしたら可能性は低くないだろう。

 しかし、この現代において、未確認生物としての鬼の存在がまことしやかにささやかれている。まず、筆者は鬼のミイラを所有している。このミイラは北陸地方のとある民家から発見されたもので、山口敏太郎事務所が借り入れたものなのだが、エックス線などの調査はしていないものの、骨がなく、作られたものの可能性が高い。だが、その精巧なデザインには実在した何かをモデルにした可能性も考えられ、引き続き調査を進めている。

 他にも鬼に関係した写真が存在している。1点は筆者が所蔵する大分県の「鬼の子」の写真だ。残念ながらこの写真に写っている鬼のミイラは焼失してしまった。もう1点は岐阜県のお寺にある、角が生えた頭蓋骨の「鬼の頭」の写真である。こちらは持ち主に厄災が降りかかると言われている。

 さらに2007年にはブラジルのバイーア州の川で目撃された、鬼のようなツノが生えた黒い人型の影である。こちらも目撃者によってハッキリと撮影されている。人間に見られているのに気付いてすぐに消えてから、二度と目撃されていないらしいが、こちらはエイリアンアニマル説も浮上している。

 鬼というものの定義が広いため、皆が想像する鬼とは違うかもしれないが、頭部にツノのようなものを持つ人型の生物が存在するかは、今後も調査していきたい。