【なつかしの健康法列伝:イボつきフラフープ】

 まだ「ミスマッチ」なる言葉がもてはやされていた2000年、韓国からある奇抜なダイエット器具が上陸した。

 これは、直径1メートルのフラフープの内側に、計55個のイボが付いているというもの。これで運動すると腰回りに適度な刺激が与えられ、ウエスト引き締め効果が期待できるという。

 また回転数、運動時間、消費カロリー等を表示する小さなカウンターもついており、おもちゃではなく明確に“健康器具”であることを打ち出していた。

「1日10分で簡単ダイエット」とされ、そこそこの話題になったこの商品。しかし、賢明な読者なら気づいたはず。そう、ただのフラフープでも10分続けるのはかなりキツい。

 そのうえ、イボまでついているのだから、“適度な刺激”と感じるのも初めの1~2分。その後は、痛みに変わっていき、なかには青あざができてしまう人も。挫折者が続出し、“元祖”ほどのブームにはならなかった。ただ言い換えれば「キツい」=「運動量が多い」ということでもある。要するに“簡単に”ではないものの、継続さえできれば痩身効果はなくはなさそう。

 でも元祖は“やりすぎて”腸捻転になった人もいたし…。う~ん、難しいなあ。