【大きな口は、たくましさの証拠】

 自分の口、あるいは、目の前にいる人の口が大きいかどうかは、見方によって異なるが、人相学にはひとつの指標がある。黒目の中心から垂線をおろし、口の両端が、その内側におさまっていれば小さく、はみ出していれば大きいと考える。これなら客観的に判断できるだろう。

 人相学でいうと、口は育った環境をあらわすとされる。口の輪郭や唇のラインがきれいな人は、平均的かそれ以上に恵まれた家庭で育ち、そうでない人は、口や唇の輪郭がぼやけているというわけ。だが、もし、経済的に厳しい家庭で育ったとしても嘆くことはない。ハングリー精神が芽生え、たくましさを身につけているからだ。

 口の大きさは、生活力や生命力を象徴している。食べ物や飲み物をおいしそうにムシャムシャ食べたり、ゴクゴク飲んだりする様子は豪快だ。ただし、暴飲暴食がたたって、胃腸に負担がかかる心配はある。

 また、大きな口を開けて笑う人は、陽気でバイタリティーに満ちていて、健康にも自信をもって生きている。反対に、口の小さな人は、なんとなくビクビクしているように見える。もちろん細かいことに気が回り、努力家であるのは素晴らしいのだが、「がんばらなくちゃ」という意識が強すぎて、ストレスがたまると、胃が痛む毎日になりがちだ。

 口の大きい女性は、健康でおおらかといわれ、いわば健康長寿のお手本のような存在。しかも、性についても大胆で積極的だ。一方、口の小さい女性は性には淡泊で、また冷え性の傾向があるとされる。

 ◆ジャン・ルイ・松岡 早稲田大学卒。人相、手相、占星術、四柱推命術などを学び、著書に「動物性格占い」「誕生花&誕生石物語366」「血液型別星占い」などがある。