ボクシングのWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)とWBO同級王者クリスチャン・メディナ(メキシコ)による王座統一戦が急浮上している。メディナは次戦でWBA同級スーパー王者ジェシー〝バム〟ロドリゲス(米国)と対戦する方向で準備を進めてきたが、交渉が停滞。バム側がメディナ戦を回避し、次戦で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)との対戦に直行する可能性も取りざたされている。

 メキシコの専門メディア「IZQUIERDAZO」は「メディナ陣営、バム・ロドリゲスとの交渉決裂なら代替案を用意」と題する記事を掲載。「メディナ陣営は、バム・ロドリゲスと井上尚弥の一戦がどうなるのかを見守っている。その結果次第で王者メディナの次の防衛戦が決まるからだ。もしバム戦が実現しなければ(プロモーターの)Bxstrs社には別プランがある。それは来年の第1四半期に、井上拓真との王座統一戦を行うことだ」と報じた。

 同記事によると、Bxstrs社幹部のフアン・カルロス・トーレス氏は「放送局(DAZN)とは話をしてきたし、バムと戦う日程も提示された。でもその後、連絡が来なくなった。それからまた連絡が来て、やはりやるかもしれないと言われている。こちらはその返答を待っているところだ」と現状を説明。また、バム戦が消滅した場合の〝プランB〟についても言及し「理想を言えば、やはり統一戦だと思う。もしバムが井上と戦いたいなら、こちらは弟の拓真と統一戦をやる」と語った。

 さらに、トーレス氏は拓真戦の時期について「来年になるだろう。おそらく2月か3月だ」と明言。井上尚弥vsバム、拓真vsメディナが同一興行で行われる可能性も出てきた。