ボクシング元4階級制覇王者でIBF世界バンタム級4位の井岡一翔(37=志成)が22日、都内で取材に応じ、現役続行と12月31日に再起戦を行うことを発表した。5月2日にWBA同級王者・井上拓真(30=大橋)に挑戦して敗れた井岡は「5階級制覇へ「もう一度挑戦するといい気持ち。このまま終わりたくないという気持ちもある。正直ラストチャンスだと思う」と決意表明した。
この日、井岡はグランドプリンスホテル高輪での所属ジムの5周年記念祝賀会に出席。くしくも隣接するホテルではプロ野球のドラフト会議が開かれていた。拓真戦では右眼窩底骨折し、試合後の取材をキャンセルしていたため、今後について話すのはこれが初めてだった。
現役続行を決めた理由を「自分の正直な気持ち。(拓真戦の)リングを降りた瞬間から現役引退しようという気持ちはなかった」と明かし、「自分が5階級制覇というものに挑戦して成し得てないので、もう一度挑戦するという気持ち。正直ラストチャンスだと思う。体もケガも大丈夫ですし、気持ちも大丈夫なので。後輩たちにもあきらめずに戦い続けた人間が最後に勝つという姿を僕も見せたい。そこの気持ちが一番強い」と心境を語った。
階級は「続けていく限りは5階級(制覇)挑戦する以外ないのでバンタム級でやりたい」と変えず。次戦は自身恒例の大みそかに決まったが相手は発表されず。「チャンスがすぐにあるならば、すぐに世界戦やりたいという気持ちではあります。でも復帰戦になるので、そのすぐにタイトルが決まらなくても仕方ないという思いもあります」と話した。
拓真との再戦は「別にないです。自分が今その立場的にも再戦をしたいという立場でもない。またチャンスを作りにいかないといけない立場でもあると思う」と見ており、「チャンピオンに挑戦できるなら、世界戦、できるなら戦いたい」と相手にこだわらず5階級制覇を目指していく。
眼窩底骨折については、手術を受けてスパーリングを再開できるまで回復しており、「見え方も全く以前と変わらず問題ない」と強調した。37歳のレジェンドは栄光の歴史に新たな1ページを書き加えるか。












