巨人のライデル・マルティネス投手(30)が21日、キューバへ帰国する前に羽田空港で取材に応じ、「成績の面でも決して悪いものではないと思うので、全体としていいシーズンになったと思います」と総括した。

 中日から移籍し、4年契約の2年目を終えた右腕は今季も絶対的守護神として君臨し、57試合に登板して42セーブ、防御率1・38をマーク。3年連続4度目となる最多セーブのタイトルを獲得。NPB史上6人目となる通算250セーブを達成し、名球会入りを果たした。

 輝かしい成績を残した一方で、「シーズン最後のあとひと踏ん張りというところは必要だと思うので、まだまだもっともっと練習しなきゃいけない」とさらなる成長を見据える。「帰って10日くらいは休もうと思っていますけど、10日たったら体もうずうずしてくる。2週間後には間違いなく走りだしていると思います」と帰国後の〝再始動プラン〟を明かした。

 帰国後の家族との再会にも思いを寄せ、事故で負傷した兄について「早く兄弟に会いたい。彼が1日でも早く元気になってほしいと思ってる」と回復を願った。また、「ゆっくり日本シリーズを見て、同郷のモイネロを応援したいと思います。楽しみにしています」と語り、穏やかな表情で帰国の途に就いた。