今シーズンを不完全燃焼で終えたヤンキースの大砲、ジャンカルロ・スタントン外野手(36)の去就に注目が集まっている。スタントンは右ふくらはぎの張りで4月25日(日本時間26日)に負傷者リスト(IL入り)。レギュラーシーズンで復帰することなく、今季は24試合の出場にとどまり、レイズとの地区シリーズで復帰したものの代打として2試合に出場し、いずれも三振に終わった。往年の輝きが色あせており、退団や引退もささやかれている。

 そんな中、米メディア「ファンサイデッド」は「もし来年彼がヤンキースのユニホームを着ていなかったとしても、間違いなくどこかのチームでプレーしているはずだ」とトレード先を思案。最有力候補として村上宗隆内野手(26)が所属するホワイトソックスを挙げた。

「ホワイトソックスが『一発屋』になりかねないと感じるのは、決してア・リーグ地区シリーズの結果に過剰反応しているからではない。現状維持のまま、ベテラン選手2、3人と『実力を証明するための短期契約』を結ぶだけでは、来季ア・リーグ中地区の優勝争いに加わることは現実的に難しいだろう。今後数か月の間に先発ローテーションと打線の層を厚くすることが極めて重要になる」と指摘。

 また「アンドリュー・ベニンテンディは昨シーズン、ホワイトソックスで主にDHを務め、OPS.715はリーグ平均の.720とほぼ同等の数字だった。それでも、波のある打線にスタントンを加えることのメリットはリスクを上回る。たとえ我々が本来、懐疑的な見方をする傾向があるとしてもだ」と続けた。

 スタントンは来季がヤンキースとの契約最終年で、トレード拒否権もある。現役最多の通算456本塁打を誇るスタントンと村上の日米大砲コンビは果たして実現するのか。