レイズとの地区シリーズで3連敗して終戦したヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム内野手(28)の敗退後の発言が波紋を呼んでいる。

 ヤンキースは7日(日本時間8日)のレイズ戦を3―4で落とし、まさかの3連敗で終戦。同シリーズ3試合で8打数無安打、第2戦では先制を許す悪送球をやらかすなど攻守にわたって精彩を欠いたチザムは第3戦終了後、本拠地のファンから容赦ないブーイングを浴びた。このファンの反応について試合後、チザムは「理解できない」と不快感を示した。

 この発言について、2024年シーズンをもって現役を引退した通算303発のヤンキースOB、アンソニー・リゾ氏(37)が自身のポッドキャスト番組「Ross and Rizzо Unfiltered」で言及。「彼は試合後、ブーイングを浴びたことに『理解できない、なぜブーイングされたのは分からず戸惑っている』と言っている。ブーイングされたことに驚くって? どういうことだ? 試合後のジャズ・チザムのコメントはまるで自分がどうすべきか見失っている選手のそれのように聞こえる」と、かつてのチームメートをバッサリと切り捨てた。

「もう3年もここでプレーしているんだから、ボルピがファンから激しい批判を浴びて追い込まれるような状況を見てきたはずだ。ジャッジだってブーイングを浴びたし、スタントンだってそうだった。ブーイングをされて驚いたのか? そんなふうに答えるべきじゃない」とチザムのKYぶりに呆れるばかりだ。

 チザムは今季、「50本塁打―50盗塁」達成を高らかに宣言しながら、ケガに悩まされ、19本塁打、41盗塁で終了。今オフ、FAになる。地元紙「ニューヨーク・ポスト」は今季の成績を「期待外れ」と断言し「ヤンキースのピンストライプを着てプレーする最後の試合となったかもしれないこの一戦で、ジャズ・チザムはまたしてもチームメートの反感を買うような振る舞いを見せた」と報じた。