簗和生農水相は7日、衆院本会議で高市早苗首相の所信表明演説に対する代表質問で閣僚の一人として出席した。

 これに先立ち、簗氏は自身が2月の衆院選で支援を受けなかった地元2自治体(那須烏山市、那珂川町)の道路予算を「大幅にカットした」と身内の会合で発言した問題を受けて、国交省の調査結果で同省担当者が「働きかけや圧力はなかったと思う」と話したことを受けた会見で辞任を改めて否定した。

 永田町関係者は「簗大臣は会見で『私から国交省に対し働きかけがなかったと承知しています。農林水産行政の推進に向け全力で取り組んでまいります』と続投に強い意欲を示しました。しかし明日(8日)以降、野党側は国会で追求することが見込まれています」と語った。

 簗氏をめぐっては〝おひざ元〟の自民党内から「もう、もたないのではないか…」と批判の声が上がっている。

 そんな中、衆院本会議終了後、自民党国会議員は「野党側は簗氏の問題をめぐって高市首相に任命責任があると追求してくるから明日(8日)も荒れるだろう」と見通しを示した。

 続投を表明した簗氏については「高市首相と面会した党幹部からは『総理が簗氏に三下り半をたたきつけて辞めさせることはないのではないか』という見方が伝わってきています。本人(簗氏)は反省し仕事で国家国民のために働き、信頼回復に向けて公務で挽回したい考えているのではないのか」と語った。