ドジャースが3日(日本時間4日)からブレーブスとのナ・リーグ地区シリーズに臨む。ワールドシリーズ3連覇への偉業がかかるが、指揮を執るデーブ・ロバーツ監督(54)にとんだ災難が降りかかってしまった。

 決戦を目前に控え、米ポッドキャスト「ドジャース・トーク」からインタビューを受けたロバーツ監督は、波紋を広げていた問題についても質問を受けた。ライバル球団であるパドレスの新オーナーに就任したフェリシアーノ氏が「ドジャースのオーナー(マーク・ウォルター氏)は恐竜をたくさん飼っているね」と話し、大手の米メディアでも高額年俸のスター軍団を擁するドジャースをやゆしたとして騒動になっていた。

 指揮官は「聞いたところによると、うちには〝古くさい選手〟がいるらしいけど、僕はうちの〝古くさい選手たち〟が好きだし、彼らは重要な場面で必ず結果を残してくれるんだ」と騒動に乗る形で選手たちへの信頼を口にした。ところが、これが思わぬ方向へ…。

 米メディア「カレッジ・スポーツ・ネットワーク」によると、物議を醸したオーナー発言の解釈そのものが根本的に間違っていたという。パドレスの地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」の担当記者、ケビン・エーシー氏は「フェリシアーノ氏はドジャースの選手たちについて話したわけではない。(ドジャースのオーナーである)マーク・ウォルター氏は恐竜の化石を収集している。フェリシアーノ氏は古生物に関する言及に対して応答した」とXに投稿。フェリシアーノ氏がドジャースの選手たちを化石扱いしたことを否定した。

 となると、ドジャースの選手たちを挑発したとも受け取れる解釈を前提に答えたロバーツ監督の立場がない。同メディアは指揮官の発言に「ファンたちはロバーツ監督の回答にSNS上で即座に反応した。自チームのオーナーのことをほとんど知らないことを非難した」と伝え「あなたたちのオーナーは実際に恐竜を所有しているんだ。東海岸に住むパドレスファンの方が、あなたたちよりもオーナーのことをよく知っているなんて情けない話だ」など実際に投稿された声を紹介した。

 ロバーツ監督にしてみれば聞かれたことに考えて答えただけだろうが、間違った前提で質問された上に批判されてはとばっちりもいいところといえそうだ。