4月下旬から戦列を離れているヤンキースの大砲、ジャンカルロ・スタントン外野手(36)が3日(日本時間4日)に幕を開けるレイズとのア・リーグ地区シリーズで復帰する可能性が高くなった。決戦前日の2日(同3日)、スタントンは現地メディアの取材に応じ「どのような形であれ、準備はできている」と意欲を示した。

 現役最多の通算456本塁打を誇るスタントンは右ふくらはぎの張りで4月25日(同26日)に負傷者リスト(IL入り)。リハビリ中の8月には走塁練習で転んで、今後は左ふくらはぎを痛めてしまい、レギュラーシーズン中の復帰はかなわなかった。レッドソックスとのワイルドカードシリーズではロースター入りし、代打出場が検討されていたが、出場することはなかった。

 アーロン・ブーン監督はスタントンのALDSのロースター入りを明言していないが、スタントンは「不本意だった1年を帳消しにできるとしたら、それは10月しかない。だからこそ、この街のために最高のプレーを見せ、自分たちにできるすべてを尽くす絶好の機会なんだ」と闘志をみなぎらせた。

 スタントンはポストシーズンに通算48試合に出場し、18本塁打、OPS.926と傑出した成績を残している〝ミスター・オクトーバー〟。ワイルドカードシリーズのロースターから外れた主砲のアーロン・ジャッジもALDSで復帰してくる可能性があり、世界一奪還への陣容が整いつつある。