ヤクルト・中村悠平捕手(36)が3日、石川雅規投手(46)の引退試合となる中日戦(神宮)前の練習に姿を見せ、報道陣の取材に応対。7月22日の中日戦(神宮)で自打球により負傷した右目の状態や、石川引退への思いを語った。
「(打球が右目に)当たってから10日間で2度手術をしまして、球団の発表より深刻な状態でした。担当の先生からは術後の回復は〝奇跡だ〟と言われ、また来週には最後の手術が控えています。それが終わってから本格的に目のリハビリ等をしていきながら実戦復帰をできるように頑張りたいと思っています」
さらに「本当は今日、石川さんの引退試合で最後に球を受けたかったですし、本来なら戸田とかでもっと早く石川さんにお会いしたかった。最後のひとときというか、そういった時間を共有したいなと思ったので、球団に無理を言って来させてもらいました」と続けた。
戦線を離脱してからも、スワローズベンチにはいつも背番号「27」のユニホームが。ナインらは中村悠への思いと胸に戦い続けていた。それについて「逆に自分が励まされているような感じがして、本当にうれしかった。チームメートとか首脳陣の方に感謝していますし、いろいろな人がそうやって思ってくれていたと思うと、一日でも早くまたチームに合流したいなっていう気持ちにさせられました」。仲間たちの姿は、不安を抱えながら治療に励む中村悠にとって大きな力となった。
8月16日には自身のインスタグラムを更新し「僕の右目は、わずかな光しか感じることができなくなりました。その後手術や治療を経て、現在は先生から〝奇跡としか言えない〟とおっしゃっていただけるほどに回復してきています」と負傷当時の状態などを報告。来週行われる最後の手術については「仕上げの手術。そこまで深刻なものではないと言われています」とし、一日でも早い復帰を目指す。
最後には「石川さん、お疲れさまでしたという気持ちと。今ケガをしてますけど、石川さんを見て、ケガをしないことがすごく大切なんだと教えられた。僕もあれだけ長くプレーヤーとしてプロ野球で戦いたい。もう一回復帰するんだという気持ちで、先輩の分までまだまだ頑張らなくちゃいけないと思います」と、25年のプロ野球人生に幕を下ろす大先輩へ思いを寄せた。












