ヤクルト・山野太一投手(27)は2日の巨人戦(神宮)に先発し、7回92球を投げて1安打1失点の快投。白星とはならなかったが、チームを5―1の勝利に導いた。
左腕がこの日許した安打はわずか1本。2回一死からリチャードに許した先制ソロだけだった。初回は味方の失策で出塁を許したが、捕手・鈴木が二盗を阻止して三者凡退。3回からは4イニング連続で出塁を許さず、7回には四球を与えつつも後続をしっかり打ち取って最少失点で試合をつくった。
さらに山野はバットでも躍動。0―1の3回無死一塁で迎えた第1打席、一度はバントの構えを見せるも、ヒッティングに切り替えると打球は高いバウンドで三遊間へ。俊足を生かした走塁で内野安打となり、増田の同点適時打を呼び込んだ。また5回の第2打席にも左前打で出塁。2打数2安打を記録し、存在感を放った。
試合後「自分が粘ったことで8回裏にチャンスが来たと思うので、流れを持ってこられたのかなと。よかったかなと思ってます。けがなく投げ切ることができたのがすごくいい経験になった。来年につながるシーズンだったかなと思います」と手応えをにじませた。
池山監督は「本当にナイスピッチング。勝ちをつけられなかったのが申し訳ないなとは思うんですが、今年を象徴する投球ができていたのでよかったと思う」と称賛しつつ、「来年以降、打席に入れないのは非常に残念なんですが、〝二刀流〟というところも踏まえて練習してもらえれば」と打撃にも太鼓判を押した。













