中道改革連合の野田佳彦前共同代表は7日、自身のホームページ(HP)で立憲民主党、公明との3党合流が見送られたことに言及した。

 中道の小川淳也代表、立憲の水岡俊一代表、公明党の竹谷とし子代表は8月31日に国会内で行った会談で、当面の3党合流を断念した。

 野田氏はこの日、HPで「8月28日、中道改革連合、立憲民主党、公明党による3党代表・幹事長会談が行われました。その席上、立憲民主党から、中道改革連合への組織的合流は行わないとの結論が示されました」と切り出した。

 中道は今年1月に立憲代表だった野田氏と公明党の斉藤鉄夫氏が協議し両党の衆院議員が合流して発足。しかし、2月の衆院選で高市・自民党が圧勝したことを受けて大惨敗を喫した。

「斉藤鉄夫さんと共に中道を立ち上げた私にとって、3党が合流に至らなかったことは誠に悔しく残念でなりません。ご支援、ご期待をいただいた皆様に、深く深くお詫び申し上げます」と謝罪。「中道は物価高で苦しむ生活者の姿に真摯に寄り添い、欧米発の右傾化と分断の波にストップをかけようという挑戦でした。しかし、2月の総選挙は大変厳しい結果となりました。この敗北こそが合流を阻んだ最大の理由でしょう」と総括した。

 秋の臨時国会を見据えた政治課題や今後の展開などにも触れている。
「政治課題に対して迅速かつ丁寧な対応を行うためには、公明出身議員と立憲出身議員による衆院における『統一会派』実現も、新たな形態として検討されることになるでしょう」とした。

 最後に野田氏は「いずれにしても、中道勢力の結集を決して諦めません」と締めくくっている。

 中道内では結成7か月で立憲、公明との合流断念したことを受けて野田氏がHPで謝罪をしたことに対して「公の場で出てきて謝罪することが筋ではないか」と前代表としての対応の仕方に疑問を呈した。

「衆院選で落選した人たちは次の衆院選に向けて活動を続けています。離党した人もいる。考え方は違っても中道で仲間だった人たちが護憲リベラル共生を設立したことには応援をしている。今、仲間で話すことは、野田さんと旧立憲執行部はなぜ公明党との合流を強引に決めて発表したのか。私は知らされていなかった。公明党との合流論を公にして党内で議論していたなら、合流の話しを選挙区に持ち帰って支援者の反応もわかって対応できた。衆院選前に離党する決断をしたかもしれない。当時のことを思い出すと諸々悔しいです」と再起をかける中道前議員は語った。