米国・WWEに加入した元新日本プロレスの高橋ヒロム改めKYOKI(狂奇=36)が、来週のスマックダウンで正式デビューすることが決定した。〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔(46)との新タッグチーム「Bakusai」で出陣する。

 今年2月に新日本を退団し、先週のスマックダウンで中邑の新たな相棒として初登場を果たした。プロモ動画では「もっと狂気を!」と叫びながら、「Bakusai」でのWWEタッグ王座取りを予告した。複数のプロレス専門メディアによると、24日にはテレビ中継されないダークマッチに出場し、キット・ウィルソンと対戦していた。

 28日(日本時間29日)のスマックダウン(カナダ・オタワ)のバックステージでは、〝呪いの怪人〟ダンハウゼンとの抗争で散々な目にあわされたザ・ミズと、ウィルソンがニック・オールディスGMに苦情を述べた。これに「ツケを払ってやろう」と応じたオールディスGMは、次回9月4日(同5日、オハイオ州クリーブランド)のスマックダウンで、中邑&KYOKIとミズ&ウィルソンのタッグ戦を行うと電撃発表した。

 ミズはシングル最高峰のWWE王座を2度獲得しているベテランで、タッグ王座は相棒を替えながら合計9度手にしている。ウィルソンも、現在ケガで欠場中の正パートバー、エルトン・プリンスとのコンビ「プリティー・デッドリー」で、タッグ戦線で活躍してきた。2人とも最近の勝率こそ低迷するが、タッグ戦線で実績を残してきた実力者同士のコンビだ。

 元IWGPジュニアヘビー級王者のKYOKIにとっては、世界最高団体のヘビー級戦線で戦っていくため、試金石の一戦となる。一方、「Bakusai」が標的とするWWEタッグ王座は、タマ&タラ・トンガ兄弟と父キング・ハクの「MFT」が保持する。先週の中邑&KYOKIからの宣戦布告を受け、この日はプロモ動画で「おい、KYOKI、ここは日本じゃねえぞ。センパイを恨め、ここは俺たちの領域だ。すぐにぶちのめしてやる」(タマ)と、迎撃宣言を繰り出した。

 早くも実現するKYOKI、そして新チーム「Bakusai」の正式デビュー戦。世界中のWWEユニバース(ファン)の注目が集まる。

 この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。