ストロングスタイルプロレス(SSPW)27日の後楽園ホール大会で、初代タイガーマスク(佐山サトル=68)が、弟子で新日本プロレスのタイガーマスクからお返しの花束を受け取った。
第5試合前のリングに上がり、大「タイガー」コールを受けた。師匠の故アントニオ猪木さん、故新間寿さん、タイガーマスクの生みの親の故梶原一騎さん、新日本、ファンに感謝を述べた後、「私の全盛期のような試合をお届けしたい」と誓った。さらに7月7日の新日本・後楽園大会で引退した四代目タイガーマスクも駆けつけ、花束を手渡した。
四代目の引退セレモニーで初代は、弟子の要請に応じて軽快なタイガーステップを披露。パーキンソン病、メニエール病で闘病中だが、元気な姿で弟子とロックアップして観衆を歓喜させ、大きな話題となった。この日は4日前に車イスから立ち上がる際に転んでしまい、ヒザを痛めたため記者会見で予告していた「サマーソルトキック」披露はなかったものの、バックステージでは問題なしを強調した。
この姿に弟子の四代目も感激。「私の引退のセレモニーに来ていただいて、ロックアップできたのは本当にうれしかった。無理して先生(初代虎)にお願いしたのに、先生のコンディションが良かったし、ロックアップした時も力がすごくで腕も太かったので『先生の病気ウソだろう』と思ったくらい」と述べた。これに初代虎は「バレるから」と笑いながら応じて、軽妙なやり取りを見せた。
引退セレモニーのお礼の意味で駆けつけたという四代目は「必ず先生は復活すると思っている。僕は近くで見てきたんで」と断言。これに初代虎も「最高の弟子です」とマスクの下で笑みを浮かべた。
その後に本紙の取材に応じた四代目は「やっぱり先生はすごい。僕の引退セレモニーであれだけの動きができる。先生はあの日に照準を合わせてくれたし、それは弟子として最高にうれしい」と感謝の言葉を続けた。その上で「先生は目標を持てば絶対に復活できる。ヒザを打たなかったら今日も(ロックアップを)やったかもしれない」と、闘病からの復活に太鼓判を押していた。












