伊勢崎オートのナイターSG「オートレースグランプリ」は15日、準決勝戦をメインに5日目を開催した。9Rでは高橋貢(55=伊勢崎)が盤石の走りで優勝戦進出一番乗りを決め、地元ファンの大歓声を浴びた。
5年ぶりのGⅠ制覇をパーフェクトで飾った5月当地(ムーンライトCC)を上回る気配とワクワク感がある。2日目の中止を挟んで4戦4勝。強風、雨、晴れ、そしてブチと、あらゆる条件を完璧に乗りこなし、4月オールスター(飯塚)に続きSGファイナルの舞台にたどり着いた。「流れはいいですよ」。短い言葉に確かな手応えがにじむ。
準決は先行した佐藤励を5周1角でさばくと、慎重かつ丁寧な走りで完勝した。4日目を終えて敢行した下周り整備もズバリ。2着の佐藤が「貢さんには手前で負けていた」と振り返ったように、パワーの差も明らかだった。
「不具合のあったロッドを替えて、セッティングをやりたい方向に変えられるようになった。車の感じが良くなったので、この動きが優勝戦でも出せればと思います」
通算221V、SG優勝21回。積み重ねる実績がそのまま記録更新となる生けるレジェンドに、新たな勲章が加わるシーンがいよいよ現実味を帯びてきた。
SG制覇となれば、2017年当大会以来、実に9年ぶり。「またお客さんの(ミツグ)コールを出してみたいね…」。ファンもオート界も待ち望む完全復活への道筋が、はっきり見えてきた。












