自民党の森雅子元法相が3日、都内の日本外国特派員協会で会見を開いた。数々の不祥事が明らかになった検察に対して第三者による調査委員会を設置するよう求めた。
検察をめぐっては大阪地検の元検事正が部下の女性検事への準強制性交罪に問われる事件が発覚し、最近では東京地検特捜部の検事が取り調べ対象の元容疑者の女性と性的な関係を持ったとして懲戒免職処分となっている。こうしたことが続いたことから、森氏は同僚議員らとともに第三者委員会の立ち上げを求める提言書を平口洋法相に提出している。
森氏は「最近の連続した検察の不祥事は目にあまるものがある」とし、「検察は起訴権限を独占し、国家刑罰権という大きな国家権力を持ち、準司法機関という砦で自らを守っています」と指摘した。
続けて、「その大きな権力は国民のためのものなのに自分たちの組織防衛のために使っています。そのために罪のない人たちが被害を負い、泣き寝入りを強いられています。私たちはその現状を世に知らしめて国民とともに検察を国民の手に取り戻すため、議員連盟を作りました。検察の改革、それが私たちの目的です」と語った。
会見には向井義博弁護士も出席し、先日報じられて話題となった16歳少女が逮捕・勾留されて不起訴となった後に衰弱死した件について説明した。少女は勤務する障害者支援施設で利用者に暴行を加えた疑いをかけられたが一貫して否認。警察と検察により勾留は18日間まで延長された。釈放されたもののPTSDと診断され、後に死亡してしまった。体重は20キロとなっていた。
向井氏は人質司法だと批判。遺族は違法な取り調べがあったとして国家賠償法に基づき国と兵庫県に損害賠償を求める訴えを起こしている。












