「容疑者Xの献身」をはじめ数多くのヒット作品を持ち、日本のミステリー界の第一人者でもある作家の東野圭吾さんが23日、死去していたことが明らかになった。68歳だった。講談社が27日に公式サイトで発表した。
 
 同サイトは「作家・東野圭吾さんが、7月23日未明、大腸がんのため逝去されました。享年68」と報告。

 続けて「葬儀は家族葬にて執り行われました。ここに、謹んで哀悼の意を表し、お知らせ申し上げます」とし、「今後のお別れの会実施等の詳細は、決まり次第、お知らせします」と伝えた。

 東野さんは1958年2月4日生まれ。大阪府出身。大阪府立大学電気工学科を卒業後、エンジニアとして働きながら作家を目指し、1985年9月に「放課後」でデビュー。同作は第31回江戸川乱歩賞を受賞した。

 99年「秘密」で第52回日本推理作家協会賞、2006年に「容疑者Xの献身」で第134回直木賞を受賞するなど数々の文学賞を受賞。また、福山雅治主演のフジテレビ系ドラマ「ガリレオ」シリーズなど映像化された作品も多い。

 23年には著作が100冊に到達し、同時期に国内累計発行部数1億部を突破。最新作は今年8月5日に刊行予定の「永遠の記憶」で、著作は106冊(共著除く)を数える。09年から24年まで日本推理作家協会の理事長も務めた。