サッカーのフランス代表FWキリアン・エムバペ(27=レアル・マドリード)の敗戦の弁が、反感を買ってしまった。

 フランスは北中米W杯3位決定戦(18日=日本時間19日、米国・マイアミ)でイングランドに4―6で大敗。前半に4失点という低調ぶりだった中、フランス紙「レキップ」などによると、エムバペは「(前半は)ふざけている、(代表)ユニホームに敬意を払っていないと考える人がいるのも理解できる。ただ、我々は人間らしさを見せたのだと思う。そして残念ながら、我々には人間らしさを見せる余裕などないのだ」と弁解した。

 優勝を目指していた中で準決勝でスペインに完敗したとあって、3決に対するモチベーションが難しい部分はあったのだろう。しかし、相手も状況は同じとあって、フランスメディア「RMCスポーツ」によると、フランス人ジャーナリストのダニエル・リオロ氏は、この発言に対して「人間だって? いや、キリアン、そんなことはどうでもいいんだ」とした上でこう続けた。

「アルゼンチンに敗れたイングランドが味わった苦しみは、フランスが味わったものよりもはるかに厳しいものだ。フランスは(スペイン戦で)存在感を全く示せず、完敗してしまった。イングランドは最後の最後で負けた。もしショックを受けて、帰国して頭を袋に突っ込んでしまいたいと思うチームがあるとすれば、それはイングランドだ」

 さらにイングランドは、FWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)、MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)が先発しなかっただけに「イングランドは前半を控えメンバーで戦った。ベリンガムは先発しなかったし、ケインも出番がなかった。申し訳ないが、その言い訳は通用しない。私はそれを受け入れない」と主張した。

 やはり敗者の言うことは、厳しく受けて止められてしまうようだ。