サッカー北中米W杯決勝(19日=日本時間20日、米国・ニューヨーク)は、予定通りに実施される見込みとなっている。
カナダ・オンタリオ州で発生した山火事による煙の影響で、米北東部は大気汚染の被害が深刻化。ニューヨークでは外出や屋外での運動自粛を呼び掛けているほどで、米メディア「USA TODAY」は「W杯の記念すべき決勝戦(スペイン対アルゼンチン)を前に『大気汚染の悪化が試合に影響を及ぼすのではないか』との懸念が急速に高まっている」と伝えた。
不安は募るばかりだが、延期などの選択肢はなさそうだ。同メディアは「FIFA(国際サッカー連盟)はニューヨーク周辺が一時的に森林火災の煙に包まれたとしても、決勝戦の会場や日程を変更する計画はない。FIFAは現地の状況を注視しつつも、予定通りの開催に向けてタフな決断を下した模様だ」と伝えた。
強行開催にあたっては、天気も味方している。「決勝戦のキックオフを前に、米北東部では激しい雷雨が予想されており、この嵐が停滞する煙や微粒子を洗い流し、大気汚染を大きく改善させる可能性がある」と指摘。その一方で「週末にかけては厳しい暑さと高い湿度も予想されており、選手や観客にとっては大気汚染だけでなく、急激な天候の変化や猛暑への対策も重要なパラメーターとなりそうだ」と分析した。
最後には「多くのファンがスタジアムや周辺のパブリックビューイングに詰めかける中で、世紀の一戦はピッチ上の勝敗だけでなく、文字通り『空模様』からも目が離せない状況となっている」と締めくくった。












