イングランド・プレミアリーグのリバプールが、現地メディアからMF遠藤航(33)の残留を勧められている。
遠藤はサッカーの北中米W杯メンバー入りを果たしたが、1次リーグ初戦オランダ戦直前に離脱。2月に左足を負傷した影響からコンディションが上がりきらなかった。直後に自身のSNSで代表引退を表明した中で新シーズンは、どのクラブでプレーするのか注目されている。
来夏に契約を満了するため、今夏の放出を伝えるメディアもあったが、英メディア「リバプールエコー」は「今夏に彼を売却して利益を得ようとするのは、リバプールにとって賢明な判断なのだろうか?」と問題提起した。
その上で同メディアのイアン・ドイル記者は「この日本代表選手は、再び出場時間が限られる可能性は十分だ。しかし、彼は現在の陣容において、専任の守備的MFという希少な存在。もしそのポジションを補強しないのであれば、彼を早々に放出するのは愚かな判断となるだろう」と指摘する。
さらに「たとえ新たな選手が加入しても、遠藤は豊富な知識でチームに貢献できる上、他の多くの守備的な役割もこなせるほどの多才さを持っている。間違いなく新契約のオファーは出ないだろうが、本人がもう1シーズン残留を希望するならチームは彼の知見を生かすために彼を残しておくのが賢明だろう」と評価した。
また、同メディアのリチャード・ガーネット記者は「彼に新契約が提示される可能性は低いため、リバプールでの残り12か月を全うしてみてはどうだろうか。ケガさえなければ、今シーズンはイラオラ監督の下でより重要な役割を担えるかもしれない。チームは選手層を厚くする必要があるため、経験豊富な選手がチームに在籍していても、何ら問題はない。リバプールには、遠藤の規律から学ぶべき若い選手たちが大勢いる」と主張した。
その一方で「彼を手放す唯一の理由は、選手本人が、欧州屈指のビッグクラブでプレーすることを犠牲にしてでも、他チームでより安定した出場時間を求める場合だけだ」。元代表キャプテンの決断に注目される。












