日本共産党の田村智子委員長は9日、国会内で会見。皇室典範改正案をめぐり、10日の衆議院委員会で採決したあと、本会議に緊急上程し、採決する見通しになったことに言及した。

 与野党はこの日、衆議院議院運営委員会を開き、皇族数確保のための皇室典範改正案を審議する委員会の各党質疑を3時間行うことを決めた。

 その後、改正案は本会議へ緊急上程され、自民党、日本維新の会の与党による賛成多数で可決し、衆議院を通過する見通しとなった。

 田村氏は「法案も、議長のもとで取りまとめたといわれる付帯決議もですね、国民の総意でもなければ立法府の総意でもないと。これは議論のやり直ししかないというのがわが党の見解です」と述べた上で「立法府の総意ではないと、賛成することはできません」と同法案への反対を表明した。

 共産党は皇室典範改正に対して採決が行われた場合、退席ではなく反対の立場。「私たちは『なぜ反対か』という立場をしっかりと示さなければならないと思います。ですから、最後までその態度でのぞむ姿勢になることになります」と田村氏は語った。