国民民主党の榛葉賀津也幹事長は3日、国会内で会見。自民党と日本維新の会が今国会で成立を目指す、皇族確保に向けた皇室典範改正案をめぐる問題などについて言及した。
森英介衆院議長は皇室典範改正案を、議員定数削減法案や副首都法案をより先に審議することを与野党に要請した。
「まず、皇室典範をしっかりやろうよと。(比例定数削減、副首都法案は)これ閣法じゃなくて議員立法なんです。議員立法というのは、その法案を出した党派・会派がしっかりと与野党に根回しをして説明をし『ぜひ、この議員立法を一緒に議論しませんか』と。議員立法が成立する場合は、おおむね一致ですね。委員長提案ですっと通す場合もよくあります。根回しをしっかりまとめあげて議員立法をやる」(榛葉幹事長)
比例定数削減と副首都法案をめぐっては、中道改革連合など野党側が猛反発している。
「私も中身を聞いていないし、簡単に言うと他の野党に根回しをきれいにやっていないんですね。そこにも関わらず(森)委員長さんが維新さんで職権で強引に委員会を立ててしまったので、波が高くなってしまって、一番やりたいはずの皇室典範が逆にやりずらくなってしまったと。この2法案を維新さんが大事なのはよくわかります。肝いりの法案であるのは間違いないので、やりたい気持ちであるのはわかるけれども、政府与党が出した(皇室典範改正)法案をやるという環境を整えるのは当然じゃないですか」(同)
日本維新の会・藤田文武共同代表は1日に行った会見で、森氏が皇室典範改正案の審議優先を要請したことに対して「法案審議の議長の影響力によって差配することが正しいやり方なのか」と疑問を呈していた。
これを受けて中道改革連合など野党5党による国対委員長は2日に行った会談で、皇室典範改正案の審議優先を要請した森氏に不満を示した藤田氏に対し、謝罪と撤回を求めることで一致した。
榛葉氏は「維新さんも焦っているのはよくわかります。藤田さんとかは私、嫌いじゃないから。でも、与党の議長に噛みついたらいかんよ。(自民党と連立を組んで)一緒にやっているんだからさ、与党の中で。藤田さんからすると焦りもあると思うよ、イラ立ちもよく分かる。でも、そのためには敵対関係ではなくて参議院と野党の理解がなければ、前に行かないんでね、法案というのは、うん。まあ、来週以降、するするっといくかもしれないし…」と語った。












