日本共産党の田村智子委員長は3日、国会内で会見。特別国会の会期末(17日)が迫る中、与野党の対立で法案審議が行われない状況について言及した。
自民党、日本維新の会による与党側はこの日、最優先課題の皇室典範改正案審議のスケジュール協議を申し込んだが、野党側がまったく応じる気配はなく、こう着状態に陥っている。
冒頭、田村氏は「いまの異常な国会の状況を作り出したのは誰なのかというところが肝心だと思います。自民党と維新の会が比例定数削減の法案をごり押ししている、これが異常な国会を作り上げている一番の原因です」と指摘した。
「衆議院の選挙制度については衆議院議長のもとで各党が集まって選挙制度の協議会、これを行っている最中です。今年の秋にも抜本的な改革の案を取りまとめようと努力をしている最中に、与党だけで政権合意だからと言って、一方的に法案を提出し、しかも野党が反対するもとで、この法案をごり押ししている。野党が出席しないもとでの、野党の質問を(与党側が)勝手に決めて、その質問をしているかにように時間を空回しをして、採決というところまでチラつかせてきた」
今後、衆議院では中道改革連合や国民民主党などの野党が国会に出てこなくても、皇室典範改正案を採決して〝50日ルール〟と会期を延長すれば可決・成立することができる。
「これはもう国会に野党はいらない。参議院も必要ないというに等しい、まさに自民党と維新による民主主義の破壊、独裁政治そのものです。この異常な国会を打開するには、比例定数削減法案、これと一体に(国会に)提出した副首都法案、この法案の撤回を与党がするべきである。皇室典範を先にやって、これが終わったら(比例定数削減法案、副首都法案を)やらせてもらいますよ、と。こういう国会では異常なままだと、言わなければなりません」と田村氏は主張した。












