サッカー北中米W杯決勝トーナメント1回戦でモロッコに敗れたオランダで、差別被害が問題となっている。

 1次リーグで日本と死闘を繰り広げたオランダは、決勝トーナメント1回戦でモロッコにPK戦の末に敗戦。PKを外した選手たちに誹謗中傷が相次いでいる。オランダ紙「De Telegraaf」は「W杯でPKを失敗したオランダ代表選手が人種差別的な暴言を浴びせられている」と伝えた。

 同紙によると、PKを外した選手のSNSに差別的なコメントが相次ぎ、コメント機能を無効する措置を行ったという。

 オランダサッカー協会は「これは大変ひどい行為だと考えています。敗退後、選手たちが人種差別的で差別的な扱いを受けるようなオンライン上の反応が見られます。私たちはここで明確な一線を画します。人種差別や差別は、サッカー界、オンライン、そして私たちの社会のどこにもあってはならないのです」などと声明を発表した。

 同紙は「当該発言が処罰の対象となるかどうかを判断します。これは、検察庁への正式な告訴の始まりとなり、刑事捜査が開始される可能性があります」と報道。選手への差別投稿は、警察沙汰になりそうだ。