サッカー北中米W杯決勝トーナメント1回戦(29日=30日)で日本はブラジルに1―2で逆転負け。16強進出はならなかった。それでも、世界では王国を窮地に追い込んだ日本の戦いへの称賛が相次いだ。

 米「FOXスポーツ」は「森保一監督率いるチームは前半、アンチェロッティ監督率いるブラジル代表とのほぼ全ての攻防で優位に立ち、素晴らしいパフォーマンスを見せた」「佐野海舟の素晴らしいインターセプトからのゴールで先制点を挙げた。これは日本らしいカウンターアタックによる見事なフィニッシュであり、ブラジルは決定機を確実にものにするか、少なくともいくつかの戦術を変える必要に迫られた」と前半の戦いぶりを称賛。「誇りを持て、サムライブルー。君たちはどんどん成長している」と日本の進化をたたえた。

 米「ヤフースポーツ」は「敗戦に終わった試合とはいえ、火曜日に日本の鈴木彩艶がブラジルのヴィニシウスに対して見せたあのセーブはW杯の歴史に刻まれるに値するものだ」と日本の守護神を称賛した。

 フランス紙「パリジャン」は「緊張感と神経をすり減らすような試練を経て、ブラジルはなんとか勝ち進んだ」と王国の苦戦を強調。「前半のブラジルはサムライブルーの守備に沈黙させられ、苦しい戦いとなった。グループリーグでオランダと引き分け、また2022年のカタールW杯ではドイツ、スペインを破ったように、世界トップクラスのチームをいら立たせる術を心得ている日本は、ブラジル代表にボールを譲り、ブラジルはそれを生かすことができなかった」と記した。