元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が24日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演し、兵庫・神戸の冷凍庫から切断遺体が見つかった事件に言及した。
今月20日、兵庫・神戸市のマンションで「異臭がします」との通報を受け警察官が駆けつけたところ、部屋に置かれた冷凍庫からへその部分で切断され、袋に入れられた成人男性の遺体が発見された。22日に警察はその部屋の住人・西口豊さんだと発表した。
兵庫県警は23日、西口さんの元妻・望月亜紀容疑者(50)を死体遺棄の容疑で逮捕。望月容疑者は2012年ごろ、西口さんが死亡した際に埋葬せず、遺体を袋詰めにして冷凍庫に入れ遺棄した疑いが持たれている。望月容疑者は警察の調べに対し「ひどいことをしたので言い分はない」と言い、殺害をほのめかす供述もしているという。
望月容疑者は、西口さんの死亡を隠したまま離婚し引っ越したが、その後も遺体を遺棄した部屋の家賃を払い続け、部屋の出入りを続けていた。しかし昨年ごろ、電気代の支払いをやめたことで電気が止まり、冷凍中の遺体が腐敗。事件が発覚した。
橋下氏は、殺害から15年たっており、死因や凶器の特定が困難であることから捜査は容疑者の供述頼りになると解説した一方で、取り調べのあり方については疑問を呈した。
「遺体遺棄容疑で逮捕して殺人の取り調べをやるというのは理がありますが、冤罪の危険性もものすごいあるんです。だから取り調べをやることは、僕は認めます。ただ、弁護士の立場からすれば、先進国で唯一日本だけが認められていない『取り調べのその場に弁護人が立ち会う』という、その権利が日本にはない。先進国の国際標準からしたらものすごく野蛮な国なんです」と指摘。
続けて「もちろん、捜査機関からしたら弁護人が立ち会ったら邪魔されて取り調べができないという言い分はあるんですけど、過去の証拠もないような事件で供述だけに頼っていくのは、冤罪が生まれやすいということも我々は意識しなければいけない」と警鐘を鳴らした。












