日本代表の森保一監督(57)が19日(日本時間20日)、チュニジアとの北中米W杯1次リーグ第2戦(メキシコ・モンテレイ、20日=同21日)の公式会見を同地で行い、〝日本人の心〟について熱弁を振るった。
会見ではチュニジアのエルベ・ルナール新監督に警戒感を示すなど第2戦へ向けての言及があった中、いまや定番となった日本人サポーターが試合観戦後、スタジアムのゴミ拾いをしたり、選手がロッカールームを片付けて引き揚げるといった行為についても海外メディアから質問を受けた。
指揮官は「世界に誇れる日本の文化かなと思います。多くの国民の皆さんが、帰る時は来た時よりも美しくという言葉を知っています。そういった意味で我々チームも最後ロッカーの掃除をして帰ります。サポーターの皆さんは、スタジアムでゴミを拾って帰るというところは日本の文化かなと思います」と力説した。
続けて「私自身は選手として、指導者としてブラジル人の指導者、選手、世界のいろいろな国の人たちと接してきましたが『違うだろ』と言われたこともあります。何かというと『ゴミ拾いをするとゴミを拾う人たちの仕事をなくすことになるんじゃないか』と聞かれたり、言われたりしたことがあります。考え方の一つとしてはそうだなと思いますが、日本人は基本的に美化の意識があり、ゴミをそこら辺に捨てたりしない民族と思っています」と語った。
さらに自ら切り出すように「ピッチ上でもブラジル人の選手やスタッフと話になったことがあって、先ほどのゴミを拾うとか、綺麗にすることだけではなくて、例えばピッチ場で、ゴールを使います、ボールを使います、いろんな器具を使いますとなった時に、日本人は選手であったりスタッフはみんなが手伝ってボールを片付ける、ゴールを片付けることであったり、スパイク等々も管理するようなことをやったりしていたところ、ブラジル人の用具係から『俺の仕事をなくさないでくれ』と言われたことはあります」と過去のやり取りを明かした。
その上で「それはそれで仕事はなくならないと思いますし、本人の責任としてホペイロの仕事はしっかりとしてもらいますけど、常に助けるということ、みんなで協力し合っていくということを日本人はやる民族と思っています」。今回の会見で改めて日本人の特性を世界に発信した。












