サッカーの北中米W杯1次リーグH組初戦(15日=日本時間16日、米国・アトランタ)、初出場のカーボベルデが優勝候補スペイン相手に0―0で引き分けた試合で、一躍スターに駆け上がったGKボジニャ(40=チャベス)に思わぬサプライズだ。

ボジニャの母親(右から2人目)ら(ロイター)
ボジニャの母親(右から2人目)ら(ロイター)

 英公共放送「BBC」によると、ボジニャは試合後に「母親が米国ビザ取得の高額な費用のために、W杯に出席できなかった」と記者たちに明かしたという。

 これを受け、米民主党下院院内総務のハキーム・ジェフリーズ氏は17日に自身のX(旧ツイッター)を投稿。同氏は「子供が歴史を刻む姿を見る機会を、どの母親も逃すべきではない」として「私はマルコ・ルビオ国務長官と話し、彼の母親がカーボベルデの次戦を観戦できるよう、国務省が最大限の努力を尽くすよう要請した。ボジニャの母親が、今週日曜日のウルグアイ戦に間に合うようにビザを取得できるようになることを発表できるのは、光栄なことだ。公的な規定に基づき、すべての申請料金は免除された。現在、マイアミで母子が再会できるよう渡航の手配が進められている」と発表した。

 さらに、ボジニャの母は英公共放送「BBC」の取材に対し「私は彼を支え、力と勇気を与えるためにそこに行くの。試合の後は、彼にハグをしてあげるつもり」と喜びをあらわにした。初出場で挑む大舞台に、強力な援軍が加わる。