北中米W杯B組初戦(12日=日本時間13日、カナダ・トロント)、ボスニア・ヘルツェゴビナは開催国カナダに1―1で引き分けとなったが、DFセアド・コラシナツ(アタランタ)が脚光を浴びている。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは欧州予選プレーオフで伝統国イタリアを破り、2014年ブラジル大会以来の出場となった。チームで14年大会を経験した数少ない一員として、初戦からスタメン出場したコラシナツがピッチで躍動した。

 前半21分には右サイドからのCKにバックヘッドでずらし、先制点を演出。守備面では、カナダに攻撃される展開が続いた後半8分に、自陣で右サイドからの鋭いシュートを右足で間一髪クリアし、チームの危機を救ってみせた。

 結果的に後半に同点弾を許したが、Xでは「コラシナツ」がトレンド入り。その理由の一つには、アーセナル在籍時の19年夏に、当時チームメートだった元ドイツ代表MFメスト・エジルと刃物を持った強盗に襲われるも、素手で撃退したエピソードがあった。

アーセナル時代のメスト・エジル(ロイター)
アーセナル時代のメスト・エジル(ロイター)

 ピッチ内外のコラシナツの強さに、SNSでは「コラシナツ、ラグビー選手かと思うガタイしとるな」「コラシナツは強盗からエジルを守れる屈強な男だから、サッカーで母国のピンチを救うことなど容易い」「さすがコラシナツやな強盗相手にも怖じない強さがある」などとフィジカルの強さに称賛の声が上がっていた。