音楽デュオ「Def Tech」のMicroこと西宮佑騎被告(45)が、大麻やコカインを使用したとして麻薬及び向精神薬取締法違反などの罪に問われた裁判の判決公判が11日開かれ、東京地裁は拘禁刑2年、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。
薬物汚染に手を染めていた代償は大きいが、〝捨てる神あれば拾う神あり〟となりそうだ。
判決が出された同日、西宮被告は自身のインスタグラムを更新。「私自身の行動により、多くの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます」と陳謝。今回の事件を受け、予定されていた日本武道館公演やソロ公演の中止、初となる書籍の刊行中止に追い込まれたことについて「楽しみにしてくださっていた皆さま、チケットをご購入いただいた皆さま、そしてDef TechのメンバーであるShenをはじめ、出演者、関係者、スタッフの皆さまに、大きなご迷惑とご負担をおかけしました」と平身低頭につづった。
もっとも音楽活動再開には意欲的だ。所属していた「株式会社2VOX」の取締役を辞任し、退社したことを明かしたが、今後については個人事務所「株式会社Wergshire」で、「Def Techとしての活動、ならびにMicroソロとしての活動は継続してまいります」とした。
執行猶予判決を受け、事実上の〝再出発〟を宣言した形だが、世間の風当たりは厳しい。とりわけ、初公判での西宮被告の「発言」が、長年彼を育んできたサーフィン界に影を落としている。
西宮被告はサーフィン一家育ちで、かいわいでも知られた存在。Def Techとしても海や自然をテーマにした「サーフ・ミュージック」で人気を博してきた。しかし公判で薬物の使用原因を問われた際、「サーファーや海外の選手が大麻を持ち込んでいるのを見ていた。サーフカルチャーと(薬物が)密接にあり、自分のライフスタイルと切り離せなかった」と証言したのだ。
この「サーフィン=薬物」とも受け取られかねない主観的な供述に、知人の1人は「一緒に海に入っていた友人たちは一様に困惑し、彼から距離を置いている」と深い亀裂を明かす。
その一方で、西宮被告の持ち前の人柄から、早くも〝救いの手〟を差し伸べる動きもあるという。「良くも悪くも素直で、リップサービスを欠かさない性格から交友関係は非常に広い。事件で刊行中止となった書籍の帯コメントにも、著名な実業家が寄稿を予定していた。親しい実業家たちは『立ち直ってほしい』と支援を模索している」(音楽関係者)
西宮被告は音楽を通じて信頼を回復させると同時に、傷つけたサーフカルチャーにどう向き合っていくのか。













