ものまねタレント・清水良太郎さん(享年37)が急死したことで、芸能界から悲しみの声がやまない。

 良太郎さんと連絡が取れないことを不審に思ったマネジャーが1日夜に自宅マンションを訪問したところ、意識を失って倒れていた良太郎さんを発見。その後、死亡が確認された。2日には公式サイトでも正式に発表された。

 良太郎さんはものまねタレント・清水アキラの三男。2006年にNHK大河ドラマ「功名が辻」で俳優デビューし、11年からは、ものまねタレントとしても活動を始めた。父親譲りの才覚があったのだろう。ものまねタレントとしても頭角を現し、バラエティー番組やコンサートに出演するまでになった。

 良太郎さんをよく知る関係者がこう振り返る。

「売れる前の良太郎さんは、西麻布のバーでアルバイトしつつ、芸を磨いていました。接客したりカラオケを歌ったりと店を盛り上げていましたね。当時からお客さんにものまねを披露していたんですが、まだ雑なところがあって全然似てませんでした」

 だが、ハングリー精神はめっぽう強く、めげることはなかったという。

「『有名になりたい』『お金を稼ぎたい』『モテたい』が原動力で、とにかく向上心はあった。しっかり芸を磨いたことが、その後の成功につながったのでしょう」

ステージで熱唱する清水良太郎さん
ステージで熱唱する清水良太郎さん

 17年2月に違法賭博が報じられ、同年10月には覚醒剤取締法違反(使用)で逮捕。21年4月にも妻への傷害容疑で逮捕されるなど不祥事も続いた。それでも、近年は再びタレント活動が軌道に乗り、アキラとの親子コンサートも人気になっていた。

 それだけに、同関係者は「紆余曲折ありましたが、これからまたいろいろと活動をやっていこうとしていたところだった。本当に残念でなりません」とやるせない様子だった。