元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が6日、X(旧ツイッター)を更新し、元ジャングルポケットの斉藤慎二被告の不同意性交等、不同意わいせつの両事件について、1700字の長文で私見を披露した。

 長谷川氏は「とても複雑な心境で見ています」と切り出し、これまで性被害者に複数回、取材してきた経験に触れる。自身の立場は「基本的に完璧な物的証拠が無かったとしても出来るだけ女性側の意見を聞いてあげて欲しい」だという。

 斉藤被告は2024年7月朝から昼にかけて、東京・新宿区に駐車されたロケバス内で、初対面だった女性Aさんの胸を触ったり口腔性交したりするなど複数回、性的行為をしたとされる。

「朝のロケバスで性的な行為が起きたと。これね、『本当に朝のロケバス』を知ってる人間からすると相当に違和感のある状況です。端的に言うと『そんな事あるわけ無い』と言えます」と指摘。「性行為をしたかった場合、そんなシチュエーションではなく、ロケが終わってから夜、ゆっくりとホテルに誘えば済む話な気がするんです。わざわざ朝のロケバスってのは…」と疑問視した。

 性的行為の一つが口腔性交だったことについては「一つのポイントと考えています」とする。

 自身の過去の取材経験から「性行為って強引な犯行は可能と感じます。僕がインタビューした女性も抵抗しないままに性行為を行わされていました」と振り返った上で「ただ、僕のイメージですが『口淫行為』って…合意なしに出来るイメージが湧かないんですよね…」とした。

 斉藤被告への判決については「全ての仕事を失い、かなりの社会的制裁は受けている」としつつ、「有罪で良いと思っています」とジャッジ。

 その理由として「甘い判決は社会に間違ったアナウンスをしてしまう」「物的証拠はなくても行為はしているので女性側の意見を尊重してあげて欲しい」「そもそもテレビのロケ現場でなにやってんだバカヤロー」と列記した。

 一方で、過去に痴漢の冤罪被害者への取材経験もあると明かした上で、斉藤被告への判決について「全てを失いました。もう取り戻しも不可能でしょう。実刑まで出すのが妥当なのかなー」とも指摘した。