演歌歌手・小林幸子が19日、新潟県長岡市山古志地区(旧山古志村)にある「小林幸子田」で田植えを行った。

 2004年の中越地震で甚大な被害にあった山古志地区に復興のシンボルとして06年に作られた田んぼで、毎年、地元の山古志小学校の児童とともに米作りをしてきた。その山古志小学校の在籍児童が6年生5人となり、この先、休校の可能性もあるということから、小林は2024年の稲刈り以来、1年半ぶりに「幸子田」を訪れた。

 児童から「天神囃子」で迎えられた小林は「これが見納めになるかもと思うと寂しいですが、毎回、歌を覚えてくれて感謝です」を笑みを見せた。この山古志を「第二の故郷」として通い続けてきた小林。「山古志は素晴らしいところ。山古志小学校を誇りに思ってこれからも頑張ってほしいし、そういう子たちと一緒に育ってきた私自身も誇りに思う」と語った。

 また、お米を育てたことをきっかけに、地方創生を目指す「ミッション型探求教育プログラム」を発足。東京農業大学とセブン―イレブン・ジャパンと合同で、新潟県内の中高校生が参加するプロジェクトで、地方創生につながるおにぎりを提案し、商品化していくというもの。小林は「長いものには巻かれろという言葉がありますが、私は“若い者には巻かれろ”と言う言葉がすごく好き。中学生高校生が考えるおにぎりの具がどんなものになるか楽しみ」と話した。