作家の乙武洋匡氏が23日「X」(旧ツイッター)を更新。トランプ政権高官による「イランの代替にイタリアの出場案」に疑問の声をあげた。

 6月11日に開幕するサッカー北中米W杯(米国・カナダ・メキシコによる共同開催)をめぐり、驚きのニュースが報じられている。トランプ政権の高官が、イランに代わってイタリアを出場させるよう、国際サッカー連盟(FIFA)に要請したと、22日の英紙フィナンシャル・タイムズが報じたのだ。

 米国と戦争状態にあるイランは、試合会場を米国からメキシコに変更するよう、FIFAに要請したが却下された。しかし、イラン側は大会に出場する準備ができているとの声明を出している。ただ、イランが出場することへの懸念からイタリア出身の高官が、イランに代わってイタリアを出場させるよう、要請を出したというのだ。イタリアは欧州予選のプレーオフで敗れ、3大会連続で本大会出場を逃している。

 このニュースに乙武氏は「出場できる国、出場できない国を、政治が恣意的に決めることになれば、スポーツは死ぬ」と指摘。

 今のところ報道が事実かどうかは定かではないが「もしこの案が現実的に検討されているのだとしたら、アメリカに開催国を務める資格はない」と厳しい論調で批判している。