ボクシングの元世界2階級制覇王者・京口鉱人氏(32)が自身のYouTubeチャンネルで神童の今後について言及した。

 先日11日のWBCバンタム級挑戦者決定戦で、那須川天心(帝拳)がフアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)にTKO勝利。昨年11月に現WBC同級王者・井上拓真(大橋)にプロ初黒星を喫してからの再起に成功し、5月2日の拓真―井岡一翔(志成)戦の勝者への挑戦権を手にした。

 京口氏は「那須川天心選手の仕上がりの良さだったり、前回負けてから今回の再起に向けての進化という部分が見られた。すごい、いい試合でしたね」と神童の見事な再起を称賛する。

 一方で、次戦の相手には「(拓真&井岡の)どっちとも相性はあまり良くない。ただ、井岡選手との方がかみ合うのでは…」と前置きした上で「井岡選手は針の穴を通す精密さだったり。テクニック、技術面ではすごくある選手」「拓真選手の方が(井岡より)スピードもあるし、ハイスピードの中での駆け引きとなった時に、天心の良さというのは生きないんじゃないか」と両者ともに難敵であることを強調した。

 那須川が熱望している拓真との再戦についても「拓真選手と再戦となった時に、どうしてもいいイメージが湧かない」「拓真選手にリベンジとなったら、まだ厳しいかなと思う」と指摘。その上で「WBCにこだわらなくていいんかなと思う。他団体でベルトを取って、統一戦という舞台で(拓真と)リベンジ戦の方が僕は見たいかな」と率直な意見を口にした。