大阪維新の会の市議団は8日、大阪・浪速区の大阪祭典なにわ区民ホールで2度目の市民との対話集会「タウンミーティング」を開催した。

 同集会は、大阪都構想の制度設計を話し合う法定協議会の設置をめぐり、維新の大阪市議団が市民から意見を集めるために開催している。

 受付では、署名と共に大阪市民を証明する身分証の確認と手荷物検査が行われた。

 この日のプログラムは「プレミアム付商品券、副首都法案、都構想の設計図作り、質疑応答」となっており、90分をかけ対話がなされた。

「タウンミーティング」後に囲み取材に応じた大阪維新の会幹事長代行で大阪市議会議員の竹下隆氏は「前回は冒頭にカメラが入っていたのを出てくださいと言ったところ混乱をみましたけど、今日に限っては大きな混乱もなかった。(都構想についてどう思ってますかなどの)質問に対して、賛成反対両方の声を聞けて良かった」と説明した。

 この日、吉村洋文大阪府知事が「都構想をめぐる3度目の住民投票を来年の統一地方選挙と同日に実施したい」という意向を示した。

 それについて「初耳です。われわれがやろうとしていることが後退しちゃうかも。知事が決めた日程であって、市議団が納得してる日程ではない。まず市議団内をまとめていって、そこでどうしようという話になります」と困惑気味だった。

 そもそも都構想の設計図ができていないため、そのメリット・デメリットについても言明できないという。

「法定協議会が設置できるのか、出された時にはしっかり内部で議論して一定の方向を見いだしたい」とした。

 吉村氏は市議団からの要請があれば同集会に出席する意思を示しているが、現段階では考えていないという。吉村氏の出席は、会議体が立ち上がった後になる見込みだ。

 同集会は、5月7日まで大阪市内の各所で実施される。