現役を引退した元幕内力士によるトーナメント「ヤメ力士超相撲」(6月6日、東京・アリーナ立川立飛)の記者会見が30日、都内で行われた。

 参加者は元大関把瑠都、元関脇豊ノ島、元小結臥牙丸、元小結松鳳山、元幕内豊山、元幕内英乃海、元幕内旭大星、元幕内大翔鵬、元幕内東龍、元幕内大喜鵬の10人となる。

 豊ノ島は「引退してから何度か国技館に相撲を見に行って、現役力士を見ているとやっぱり輝いていて、カッコいいなと思った。もう一回、自分もあの時みたいに輝きたいという思いで、今回出場することを決めました。狙うは優勝一択です」と力強く語った。

 現役時代の体重が200キロ以上で、親しみやすいキャラクターもあり人気力士だった臥牙丸は、スリムな姿で登壇。現在の体重が145キロだと明かし「豊ノ島さんから声をかけていただいた時にすごくうれしかった。体のことを考えた時に(もう一度相撲が)できるかどうか、ヒザの具合も心配していたけど、最近少しずつトレーニングを始めて頑張っている。現役中にお世話になったファンの方とまた会えるのがすごくうれしい」と語った。

 この日の抽選の結果、1回戦で臥牙丸と豊山の勝者が、2回戦でシードの豊ノ島と対戦することが決まった。

 優勝時の賞金100万円の使い道について、豊ノ島は「今回皆さんに声をかけさせていただいたので、出場者のみんなで100万円で旅行に行きたい」。臥牙丸は「現役中に敢闘賞とか三賞を取った時に、普通の人は貯金をするけど、僕は貯金をせずに銀座とか飲み屋街で使っていた。今回も優勝したらみんなで飲みに行きたい」と満面の笑みを浮かべた。