ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(49=米国)の発言が、大きな波紋を広げている。
メイウェザーは元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(47=フィリピン)と9月19日に米ラスベガスで対戦することが決定。メイウェザーが判定で勝利した2015年5月の〝世紀の一戦〟以来、11年ぶりの再戦として注目が集まっている。
そうしたなか、米メディア「ベガス・スポーツ・トゥデー」は「メイウェザーは再戦をエキシビションマッチと位置づける」と報道。メイウェザーが同メディアの取材に対して「これは厳密には試合ではなく、エキシビションだ」「これはエキシビションなので、私たちは2人とも勝者だ」「私たちはただ、観客を楽しませ、素晴らしいショーを披露したいだけだ」と語ったことを伝えた。
この発言に、各メディアも即座に反応している。米リング誌は「メイウェザー、パッキャオとの試合をエキシビションマッチと発表」と報道。「ボクシングニュース24」は「メイウェザーがパッキャオ戦は公式戦ではなくエキシビションマッチだと発言」と題する記事を掲載し、メイウェザーを猛批判した。
同記事は「まさにフロイドらしいやり方だ。スフィア(試合会場)での〝プロ〟再戦への期待が最高潮に達したところで、彼は氷の入ったバケツをぶちまけたのだから。エキシビションマッチへの変更は、多くのファンにとって間違いなく緊張感をそぐものだ」とバッサリ。
その上で「ボクシング界において50戦無敗の記録は究極の栄誉だ。47歳のマニー相手とはいえ、その無敗記録がついに破られる瞬間を目撃できることが、ファンにとって最大の魅力だった。エキシビションマッチとすることで、フロイドは試合開始のゴングが鳴る前から自身の〝大切な〟無敗記録を事実上守ろうとしているのだ」と斬り捨てた。
レジェンド同士による〝世紀の再戦〟は、単なる見世物で終わってしまうのか。












