女子プロレス「マリーゴールド」のスーパーフライ級&GHC女子王者の岩谷麻優(33)が、翔月なつみ(37)との2冠戦(28日、新宿フェイス)を制し両王座の防衛に成功した。

 スターダム時代はタッグを組むこともあった2人が約14年ぶりにシングルマッチで激突した。試合が始まると岩谷は、ドロップキックから蹴り技を連発し先制攻撃を見舞った。ドラゴンスクリュー、アンクルホールドで右脚に集中攻撃を浴びせ、不敵な笑みを浮かべた。

 だがトペ・スイシーダを避けられると、場外で蒼魔刀をくらい一気にピンチに。リングに戻ってからも翔月の猛攻は続き、ダイビングニードロップ、さらには自身の得意とするムーンサルト・プレスまで繰り出されリング上でのたうち回った。

 それでも何とか立ち上がった王者はフロッグスプラッシュを発射し形勢逆転に成功。強烈なバズソーキックで顔面を蹴り飛ばすと、最後は必殺技のムーンサルト2連発を投下し16分15秒で3カウントを奪った。

 両王座を防衛した岩谷は「最初2冠戦をやりたいって言ってきた時は『なんで欠場続きのコイツが?』と思ったし、試合の中盤くらいまで思ってた。でも終わってみたらすごい楽しかった。14年ぶりのシングル? お互い年取ったね。運命感じてドキドキしちゃうよね。また運命の糸で結ばれちゃったからさ、これからたくさん試合したり組んでみるのも面白いんじゃない? また試合しましょう」と呼びかけた。

 これに翔月から「これからも麻優さんには高い壁であり続けてほしいし、自分もまたあなたを超えるという目標ができた。また私の持っている3Dトリオスのベルト取りに来てください。その時は私のしつこく壊されたヒザで岩谷麻優のみぞおちをえぐり倒してやるので次、会う時を楽しみにしてます」と宣戦布告された。

 最後に岩谷は観客と一緒に「シャインフォーエバー・マリーゴールド!」と合唱し大会を締めた。