ロシアフィギュアスケート界の〝皇帝〟エフゲニー・プルシェンコ氏が、大胆な競技改革を提言した。

 フィギュアスケートの世界選手権が開催されている中、レジェンドのプルシェンコ氏が国際スケート連盟(ISU)に対して要求を突きつけた。ロシアメディア「スポーツエクスプレス」が伝えている。

 プルシェンコ氏は、競技の性質が変わってきている現状を説きながら「ISU指導部は、この競技の変革について考えるべきだと思う」と切り出した。

「例えば、新体操にはたくさんの種目がある。クラブ、ボール、何でもありだ! 団体戦、個人総合もある。子供たちは競技に参加して10個のメダルを獲得する子もいる。素晴らしいアイデアだ。団体戦もあるのは素晴らしいことだ」と主張する。

 具体的には「ロシアのようにジャンプの種目を追加してもいいと思う。また例えば、ジャンプの数を最小限に抑えた芸術的なプログラム。何らかの器具を使うものであってもいい。そうすれば、小道具を使ったスケート、つまり演劇やショーの要素を取り入れることが可能になる。そして、これらの種目にもオリンピックのメダルが授与される」とジャンプに特化した種目と、新体操のようにさまざまな器具を使ったショー要素の強い種目を五輪種目として追加するよう提言。「フィギュアスケートに2つの種目を追加する。これはシングルとペアの両方に当てはまる」と腹案を披露した。

 この提言はロシアで注目されており、同国メディア「スポーツ24」は「オリンピックで金メダルを獲得したエフゲニー・プルシェンコは、五輪競技にジャンプ種目と小道具を使った芸術系種目を追加することを提案した」などと報じた。

 プルシェンコ氏の提言は果たして実現するのか。ISUの動きが注目される。