第98回選抜高等学校野球大会の第7日第2試合(25日)で花咲徳栄(埼玉)が日本文理(新潟)に17―0で大勝。23年ぶり2度目のベスト8進出を決めた。

 降りしきる雨もなんのその、花咲徳栄打線が大爆発した。3回に四球と敵失を絡めてノーヒットで4点を奪うと続く4回には5本のヒットを連ねて打者一巡の猛攻。2つの押し出し四球などもありこの回一挙7得点で11―0とリードを広げた。

 8回にも5安打を集中させて6得点。終わってみれば14安打17得点と花咲徳栄ナインがダイヤモンドを駆け回った。

 投げては「絶対に勝とういう気持ちで投げました。まっすぐも走っていたし変化球で空振りが取れました」という先発・黒川(3年)が7回1安打の好投。8回からは古賀(2年)―長谷川(2年)とつないで完封リレーを完成させた。 

 投打だけでなく守備も光った。ぬかるんだグラウンドでも、花咲徳栄の守備陣はノーエラー。「守備の方は冬に鍛えてきました。声を出しながらよく守ってくれました」と岩井隆監督(56)は鉄壁の守備陣に自信を深めている。

 準々決勝は智弁学園(奈良)と激突。「大振りにならないように。うちの良さは(バットの)芯に当てることなので。そんなに大振りしていないし、今のままいってほしい」と指揮官は気を引き締めた。