日本共産党の田村智子委員長は20日、都内の党本部で会見。高市早苗首相とトランプ大統領との日米首脳会談について言及した。
田村氏がまず問題視したのは、高市氏が首脳会談で「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ。諸外国に働きかけてしっかり応援したい」と発言した点だ。
「トランプ政権のイラン攻撃をひと言も批判をせず、トランプ大統領を礼賛する。これは事実上、アメリカによるイラン攻撃を支持したものというふうになります。イランを一方的に非難して、世界に戦争と混乱をもたらしている張本人を礼賛するという、まったく逆立ちした、本当に情けない、対米追随の外交に、日本共産党として抗議をしたいと思います」
日米首脳会談をめぐり、野党は訪米後の国会報告を求めている。
「国会は帰国報告、予算員会で集中審議を私は衆議院も参議院も行うべきだと思います。石破政権のときは、米国に行く前に(野党各党との)党首会談がありました。帰国後もあった。党首会談で説明することも必要なんじゃないでしょうか、各党に求めていきたい」(田村氏)
トランプ氏は報道陣との質疑応答でイラン軍事作戦を「奇襲を狙った」ものであったとし、だからこそ同盟国に事前通告しなかったと説明。記者から理由を質問された際には「パール・ハーバー(真珠湾)のときはなぜ教えてくれなかった?」と皮肉ってみせた。
「パール・ハーバーというのは、米国にとってあれほど卑劣な奇襲攻撃はないという歴史的な扱い、認識だと思うんですよ。イランに対する攻撃は、パール・ハーバーと同じような卑劣な先制攻撃であるということを示唆している、(トランプ氏は)自認していることになりますよね。そういう発言だと思って聞いていました。米国のイラン攻撃というのは、一点の道理もないということだと思います」と田村氏は持論を語った。












