高市早苗首相は18日に行われた参院予算委員会で、日本維新の会・吉村洋文代表と会談(17日)した際、衆院議員定数を45議席削減する方針で合意したと明かした。

 会談の中で高市首相と吉村氏は、連立合意に盛り込まれた衆院議員の定数削減法案を提出して、特別国会で成立を目指すことで一致した。

 自民党、維新の連立合意には「1割を目標に衆院議員定数を削減する」と明記され、詳細な制度設計は両党の協議体で検討するとしている。

 委員会で質問に立った参政党の安藤裕参院議員は、仮に維新案の通り、比例代表のみを45議席削減した場合、自民党の議席は減る一方で、自民党の議席占有率は高まると主張した。

 これに高市首相は「決めたのは衆院定数の45削減です。もともとの目的は『身を切る改革』。どこかの政党に有利になるとか、有利ではないとかを決めたわけではございません」と説明した。

 委員会終了後、野党議員は取材に対し「高市内閣の支持率はイラン情勢を受けて下がり始めた。自民党総裁の任期は1期3年、連続3期までのはずです。高市総理は任期は来年9月までだ。議員衆院定数45削減は、各野党に取って悩みの種になっている。高市首相は野党が1つにまとまることが難しい状況を見越し、来年の任期中までに解散を打ち、有権者に信を問うかもしれないので警戒している」と語った。