まさに緊急事態だ。F1アストンマーティンが開幕戦オーストラリア・グランプリ(GP、6日開幕)の欠場を検討していたと「F1 OVERSTEER」など各メディアが伝えた。

 今シーズン開幕に向けてプレシーズンテストでまともに走行できず、ふがいない状態が続いている。パワーランキングでも最下位(11位)となる中、オーストラリアGPの欠場も検討していた。

 同メディアは「(今季からタッグを組む)ホンダはオーストラリアのレースに『まったく準備ができていない』とのことでテスト走行を妨げたスペアパーツ不足への懸念は消えていない」とし「アストンマーティンは『不可抗力』を主張してレースを完全にスキップすることさえ検討した」と報じた。

 ただ、チーム側は「コンコルド協定」によりペナルティーが発生することを懸念。そこで「モータースポーツ」(イタリア版)によるとアストンマーティンは「レースで必要最低限の距離を走り、数周後に停止することが目的」だ。つまり〝リタイア〟を予定していると報道。このレースプランは第2戦の中国GP(13日開幕)、第3戦の日本GPでも採用される可能性があるという。

 スペイン紙「マルカ」は「少なくても鈴鹿(第3戦)まで完走できる程の改善が見込めないからだ。不足しているのは時間であり、パフォーマンス向上に取り組む前に信頼性を保証するエンジンの解決策を緊急にみつけなければならない」と指摘していた。